2022年3月13日、伊豆の大室山で山焼きが行われました。
昨年、動画で山焼きの様子を見て、これは来年必ず!と決意し、2月13日の山焼きに備えていたわけですが、早々に積雪で延期。続く20日も延期が決まり、伊東の天気予報とにらめっこの日々…
そうして、再々延期の27日の天気は晴れ!
ということで、宿泊の予約を行い万全の体制で前日入りし、あとは当日。。
ところが、26日夜から宿の窓がビリビリ音を立てるほどの強風が吹きはじめ…
27日早朝に無常な「延期」の文字を目にすることに。
それでも、今年は必ず山焼きを見ると決意していたので、半ばやけくそで3月6日の始発電車で伊東へ向かうものの、途中でまたまた「延期」…
もはや、見ることさえ許されないのか、、
これで現地入りは最後かなと思いながら恐る恐る3月13日の始発電車で向かう途中で、「開催予定」の文字!!!
電車内で小さくガッツポーズしながら、一路伊東へ。
伊東駅着8時49分。
駅のバス停はすでに数十人並ぶ。9時に開く東海バスの案内所でフリー乗車券を購入し、バスに乗り込む。フリー乗車券はこの時期に期間限定(※2022年3月31日で終了)で販売されていた、伊東・伊豆高原エリア2日乗り放題で小室山のリフト乗車券まで付いて、なんと1,200円という爆安設定!
伊東駅からシャボテン公園(大室山)まで片道720円なので、往復しただけでお得という優れモノ。普段でも1,500円で販売している(小室山リフト券は付いていない)ので、途中下車や2日間伊東近辺をバスで回るなら必須アイテム。
シャボテン公園のバス停には9時30分頃に到着。渋滞もなくスムーズだったが、大室山の駐車場は早くも7~8割程度の駐車となっており、車で来る場合は早朝に到着しないとなかなか良いところには停められなさそう。
山頂ではお鉢焼きがすでに始まっていたようで、テンションアップ!
12時の山焼き開始まで時間があるので、それまではシャボテン動物公園で動物たちとふれあい。
風が少し強く吹くだけでどきどきしながら…
11時30分頃、シャボテン動物公園を出て、大室山を見渡せる「さくらの里」へ。
ちょうど桜も咲き始め、桜と山焼きのコラボも待った甲斐があるというもの。
松明を持った地元消防団員の方などを見るといよいよとテンションはMAX
12時になり点火!!
山を囲むようにじわじわと着火し、燃えていく様は圧巻。。
見ている正面で燃え盛ると、炎で熱く感じるほど。
これはすごい。。
山をなめるように炎が右から左から山頂に向かって駆け上がる。
動画では見ていたものの、
やはり、生で見る迫力は全然違った。
20分ほどで山は丸焦げとなり、金色の山は真っ黒に。
あっという間ではあったが、これは来てよかった。
燃えすすがひらひらと舞うので、風向きによって目に入るので、帽子はメガネは持参で正解だった。
あと燃えた後、リフト再開後に山頂へ上って、焼き立てホヤホヤの大室山を直に見たものの、午後から風が強くなり、まともに大量の灰を浴びたので、これは一度で充分かw
早々に引き上げて、小室山へ。
小室山から見る真っ黒になりたての大室山もなかなかの趣。
一日伊東を満喫した一日となった。
大室山近辺の道路は11時半頃には酷い渋滞で駐車場も有料のシャボテン公園に上がるしか無さそうでした。
12時前にはほとんど動かなくなるので、車の方は10時前に到着していないと厳しそうな感じを受けた。バスも巻き込まれるので同様か。
天気(風も)にハラハラさせられるけれど、それも開催した時の喜びが大きくなるというものかなと。
生の山焼きは本当に迫力があるので、未体験の方はぜひ。